「リン太郎」の役割は備忘録だけでなく自転車に関する様々なお得情報の受信機能があります。また、自転車が放置自転車と見なされた時の警告や、撤去の通知、自転車発見の連絡などが、すぐに届く仕組みもついています。(このサービスは、この仕組みを導入している自治体のエリアで御利用になれます。)登録するのはあなたの自転車の情報だけです。お名前や住所、メールアドレス、電話番号などは一切不要です。また無料でお使いになれますので、お気軽に御利用頂けます。
あなたの自転車が忽然と姿を消す。こんなことになるのは、盗難被害にあったか、放置自転車として撤去されたか、主な原因はこの2つです。自転車の盗難は他人事のように聞こえるかもしれませんが、2019年、全国の自転車盗難認知件数は16万8,700件発生しています。一日に換算すると462件の自転車盗難事案が発生していることになります。盗まれた自転車が放置され、撤去された結果、放置自転車として反則金を取られたりすることも発生しています。また、自転車の返還率は52%程度。2台に一台は持ち主の元へは戻らないというのが実態です。
自転車を自治体が定めた放置自転車禁止区域に停めると、放置自転車という扱いになります。そしてその自転車には警告札というものが取り付けられます。それでも自転車が移動されていない場合は、撤去され、移送所(自治体により呼称は異なる場合があります)という場所に移されることになります。(自治体や場所によっては警告無しに放置自転車を発見次第即撤去という場合もあります。)その後自治体や警察での手続きが行われ自転車の防犯登録番号で登録されている住所を警察に照会したうえで自治体より撤去通知がはがきで郵送されます。撤去されてから通知が届くまで1週間から10日程度かかるのが普通です。自転車を撤去した場所に撤去したことが分かる様な掲示板を残すことになってはいますが、場所によっては分かりにくいこともあるようです。その場合、自転車の持ち主は盗難にあったか撤去されたかはっきりしない状況に置かれます。
自転車の所有者が「リン太郎」を利用しており、自転車を放置したエリアの自治体が、この仕組みの協力者であった場合には、この情報が、すぐにスマホに届くことになります。自治体の協力とは、街頭指導員といった自治体が契約している係員が「リン太郎」と連動する指導員用のアプリ「知らせ太郎」を使っていることを指しています。
「リン太郎」に御自分の自転車の大切な情報を登録しておくだけで、これらの困った状況に陥らない可能性が高まります。
一方、最近では電動アシスト自転車や電子機器を用いた部品の普及などもあり、自転車に関する重要なリコールが多数みられるようになっています。自転車はとても身近な存在ではありますが、あくまでも命を運ぶ車両です。製品に問題が発生した場合は、命にかかわる事案に発展する危険性を持っています。よって一刻も早く利用者へ情報を届け、適切な措置を行って頂く必要があります。各自転車メーカーも様々なメディアを通して利用者へのリコール情報の通知に努力していますが、直接、利用者へこの情報をお伝えする方法はかなり限定されているのが実情です。
「リン太郎」では、自転車についての詳しい情報を登録いただく仕組みとなっていますので、各メーカーに御賛同いただけた場合、その情報を頼りに一早く利用者に、リコール情報を直接お伝えすることが出来るようになります。
「リン太郎」をダウンロードし、皆さんの自転車の情報を登録する。たったこれだけのことで、皆さんの自転車ライフの安心感を高めることが出来るのです。
「リン太郎」は、とても簡単なアプリです。毎日使うようなものでは無いかもしれません。しかし、出来るだけ多くの方がダウンロードし自転車の情報を登録して頂くことで、様々な問題や危険を回避することが出来るようになるのです。
是非ともこの機会に、ご活用いただけるようお願い申し上げます。